MARCHで、というもの言い

国立や早慶なんて高望みしていません。Marchでいいんです。

Marchくらい行けたらなぁ。

中の上、これがMarch(明治・青山・立教・中央・法政)といわれる大学のイメージか。

そこそこの努力で何とか手が届きそう。

がむしゃらに勉強しなくても大丈夫そう。

こんな印象が世間を覆っているようだ。

大学受験において、Marchと呼ばれる大学群は偏差値63程度。

さきほどの印象と偏差値は一致しているだろうか。

偏差値63とは何か?

上位9.7パーセントだと思えばいい。

40人のクラスなら4位以内。

ちょっとひるんだかな。

だが、話はこれからだ。

偏差値、これは母集団によって異なる。

偏差値63

これは、あくまでも大学入試をしようとするものが母集団となる。

2020年において、高校卒業生の大学・短大進学率は58.6%。

58.6%の中の上位9.7パーセント、これが大学入試の偏差値63なのだ。

これは高校生卒業生全体の何%にあたるか?

それは、なんと

たったの5.5%

偏差値にして66くらいにまで上がる。
近辺なら多摩高校がこの偏差値帯。こういう学校に進んでさらに上位にいないと手が届かない、それがMarch。

高校卒業生数と中学卒業生数がほぼ同じとざっくり考えるなら、

中学校の40人のクラスでは上位2位の争いをしていないといけない。

3位じゃダメなんです。

そこそこの努力で何とか手が届きそう?

がむしゃらに勉強しなくても大丈夫そう?

認識が甘いと言わざるを得ない。

行きたければ、どれほどの努力をしないといけないか、もう分かったかな。

付属高校にしても事情はほぼ変わらない。これらMarchの附属高校が偏差値66を下回ることなどないのだから。普通の中学生が受ける模試においては。

ついでといってはなんだが、以下の動画も参考になるはずだ。

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