歩実塾はタイトルのように謳っている。
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だが、これは、
どちらも狙えますよ!
両捕りできますよ!
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という意味ではない。
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早慶附属をはじめとする難関私立と
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横浜翠嵐、湘南などの公立上位校とでは
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そもそも戦い方が違う。
今年慶應義塾高校に受かった3人が公立上位校を受けたらものの見事に不合格だったろう(逆に、この3人に内申も上げろ、理社もやれ、と言っていたら、慶應は合格しなかっただろう)し、翠嵐や多摩、横浜サイエンスフロンティアに合格した生徒が試しに受けたMARCHの附属高に落ちたなんて言うのはよく聞く話なのである。
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だからこそ、それぞれ2コースに分けて専門的に指導しているのだ。
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まれに両捕りするようなスケールの大きな子もいるが、それを基準にはできない。
うちのクラスで勉強していれば、早慶も、開成も、公立上位もなんでも受かりますよ、という塾もあるようだが、「???」とならざるを得ない。ごちゃ混ぜにしないで、分けて伸ばしてあげれば救われる子もいるだろうに、と思う。
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難関私立と公立上位の間には大きな川が流れていると思っていただきたい。
唯一、公立志望の生徒が早慶、MARCH附属を狙うとすれば、法政二、法政国際、中央大横浜の書類選考だろう。
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狙いを定めて一点突破、
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これが一番なのである。