覚悟はお持ち?

うちの子には○○があるから、無理なんです。

そうやって限界を決め、その枠を打ち破れないケースは結構ある。

例えば歩実塾。

中学生は週5の指導。

それに対して、

うちの子は、集中力がないから無理だよね。

うちの子は、体力がないから無理だよね。

うちの子は、部活があるから無理だよね。

そういう具合に、あれこれ考えて、無理だと判断を下す。

いや、我が子の意向を汲んで判断している場合も多い。

「子どもとよく話し合って」はよく聞く言葉だ。

物わかりのいい親に多いのかもしれない。

これを民主ママ、民主パパとでも呼んでおこう。

一方、これまで「結果」を残したご家庭を振り返ってみると、

子どもの意向なんざそこそこに、

「ちょっと行って、鍛えてもらえ!!!」

という感じで預けてくれるところが多いように思う。
同時に目先の成績にこだわらないのもこちらに多い。

集中力がない? だったら塾行ってつけて来い。

体力がない? 通っているうちにつくだろ!

部活が忙しい? 忙しくたって勉強はできるでしょ!

そんな感じで、腹が据わっているのだ。
あとは塾に任せた、よろしくって感じで。強烈に印象に残っているのは、成績や塾での様子の連絡不要(ということでLINEからは消え去り本当に連絡が取れなくなった)、あとは子供と直接やり取りしてね、というご家庭。毎月の指導料の請求も生徒本人にするしかない。成績は中2の冬、偏差値は50ちょいのところからぐんぐん伸び、最終的には70を超え、見事第1志望校合格。

こちらのほうは何と呼んだらいいのか、いいネーミングがちょっと浮かばないけれど、

民主ママ、民主パパにくらべ

覚悟は違っている。

覚悟の違いが成績にも影響を及ぼすのなら、

親の役割はやはり大きいと言える。

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