この3ヶ月、学校は休校。
この3カ月はおよそ1つの学期に相当する。
この間、なんにもしていない子と、例えば1日3時間でも勉強した子を比べると
1つの学期分の差が開いたことになる。
さらに、3時間どころか、朝昼晩、それぞれ3時間も勉強したらその3倍の差だ。
そうなると3つの学期分、つまり1年分差をつけられたことになる。
で、この先に目を向けると、量的に挽回できる夏休みは、おそらく短縮。
この差を埋めるのは至難の業といえる。
中3生、すでに勝負あり。
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ふつうは。
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しかし
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今年、スポーツの世界では(活動自粛でほとんど行われていないが)下剋上やら逆転劇がいくつかあった。
例えば、大相撲初場所、優勝は幕尻の徳勝龍。
例えば、ラグビー大学選手権決勝、早稲田vs明治。
後者は、その約ひと月前の対戦で早稲田が惨敗を喫したところから見事に立て直して見せ、見事に優勝を決めたものだった。
逆転劇に必要だったのは、冷静な現状分析と狂気を身にまとった熱い練習。
これまでさぼった子は、生半可な努力では無理だからね。
厳しく激しい状況に追い込まないといけない。
そのことだけは肝に銘じておこう。
逆転は可能だけど、甘くはない。