公立上位受験専門の歩実塾です。
さて、今日はどういう生徒が上位を狙いやすいのかの話です。
今年の東大入試、上位10校です。
1.開成
2.筑波大付属駒場
3.桜蔭
4.灘
5.渋谷幕張
6.麻布
6.駒場東邦
8.聖光学院
9.海城
10. 栄光学園
どこも中学入試を実施しているところばかりです(高校入試を実施している学校もありますが、募集人員は中学入試の枠に比べかなり少ないです)。
小学4年生あたりから、バリバリ暗記したり、思考系の問題と格闘していた生徒が大学入試でも強いということになりますね。
さて、中学入試をしようと思い立ったのは誰でしょう。
本人がやりたいと言い出した?
4年生で?
違いますよね。
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先日「一流」のところで話題に出した那須川天心選手。
彼も5歳という幼少のころから空手を始めています。
自分からやりたいと言い出した?
調べてみると、父親の強制。
本人は嫌で、道場から逃げ出したりしたそうです。
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こうやってみると、勉強にしろ、スポーツにしろ、親の影響って大きいですね。
親は子供の可能性を信じて目いっぱいやらせる。
最初は嫌々だった子供も、最後には練習なり勉強なりを当たり前のものとして取り組む。
しかも早くから動いている。
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このことは高校受験でも大して変わりません。
上位校を狙うご家庭は動きが早いです。
勉強の習慣や正しい勉強法は早く身につけたに越したことはないし、早く分かった方がのちのち有利に進むことを知っています。
早めから勉強の習慣をつけさせ、正しい勉強法を確立させる。
それが早ければ早いほど、結果が出るのも早いですし、そうなればいいリズムも生まれてきます。
これがまた、高校以降で大切な「自学力」の養成にも役立つことになります。
学校の成績も悪かろうはずはなく、内申点であわてることもなくなります。
※中2の最後の学校の成績が悪かったといって動き出すのは遅いですよ。中2の成績は入試に反映されますから。なんでこうなるまで放っておいたんだと叱る塾があれば、そこは本物かな。
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のんびり、なんとかなるだろうと構えない方がいいですよ。
万一、高校入試で何とかなっても、「そこまで」です。
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公立上位高校への近道は結局のところ、「早く動く」、これに尽きます。