書き殴れ~

暗記を厭う子は勉強ができないとは先日書いた。

では、暗記するのに必要なことは?

いや、逆に暗記ができない子の特徴を見てみると

あることに気づく。

それは

書かない

これに尽きる。

最近は特に機械的に書くことが悪者扱いされている。

単なる罰、みたいな感じで。

でも、本当にそうだろうか。

例えば、英語の習いたてなんて

バンバン書かないと覚えられやしない。
もちろん、書くだけではダメで、声に出しながら書く必要はあるけどね。

ちなみに今の高3が中1の頃、どのくらいノートを消費して

暗記に立ち向かっていたかの記録が残っている。

4月から6月までの3か月で

最高は

610ページ

クラス平均でも250ページを英部暗記のためだけに費やしていた。

そのくらい書き殴れば

英文や単語が身体にしっくりと来るものとなるのだろう。
足腰の強い英語力はこうやって生まれる。

算数や数学だって

苦手な子は、途中式を書かない

だから

こういう訓練を受けてない

あるいは、小テストで結果の残せていない諸君には

ガッツリやってもらうとするか。

書いて覚えて、暗記の作法を知るだけでも相当有利になるはずだ。

小学生でも、もうすでに自分から暗記できたかどうかの自己試験をノートに作ったりして、覚えることに意識が向いている子も出てきた。いい傾向だ。

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