中3は受験直前期。
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この時期、親はどのような態度でいればいいのか。
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まず、うまくいったご家庭の言葉をいくつか紹介したい。
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家では、食事や睡眠などに気を配り、良い体調で、元気に当日を迎えられるようにサポートしていきたいと思っています。
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本人が悔いのないよう親も腹をくくりました。
試験当日まで、全力で臨めるよう体調管理をしっかりしていきたいと思います。
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模試で全く結果が出なかったですが、それでも“これから”を信じて見守りました。正直、想定外の合格に嬉しいですが、また気を引き締めて次に向かいます。
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共通することは何か、もうお分かりかと思う。
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一方で、
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模試で安全圏だったところにも届かず、これから〇〇高校に出願するのは無謀としか思えなくなりました。気持ちを立て直したいのですが、あれだけ勉強して結果が出ないのが可哀そうで辛いです。どんどんできなくなっている気がします。正直、絶対無理だから△△高校に変更してほしいです。この先の不安でどうしようもない感じです。
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家では〇〇をやらせます。また、学校でも△△をやるように口酸っぱくして言っています。これ以外に何をやらせたらいいでしょうか。
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親自らの不安感からくるこうした口出しこそが、せっかくの成長の機会を阻害する。
不安を打ち消すがため、知らず知らずのうちに語気が強くなってませんか?
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今は貴重な「自分で頑張る時」なのだ。
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この先も似たような、いやもっと大きな試練の時は来る。
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そのとき、自分で頑張れるようになっているということ、
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これが何よりも大切なはず。
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それを摘み取るようなことはあってはならない。
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子どもは親の不安解消のはけ口ではない。
自分のプライドを保つためでもない。
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この先も、頑張り続ける子のために
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今は、そっと見守ろうではありませんか。
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背中から無言の声援を。