自立している子ってどういう子なのだろう?
だれにも頼らず、自分一人で問題を解決していく子?
本当にそうだろうか?
困ったことになったとき、
一人で抱え込まず、
利用できるものはどんどん利用する子、
自分から周囲を利用して動く子といってもいいだろう。自分から動かず、周囲がなんとかしてくれるだろうという待ちの姿勢は「自立」とは真逆である。
これなのではないだろうか。
たとえば、テストの間違い直し。
自学の意味を履き違えている子はいつまでも「自分の頭」で考えようとする。
そして一歩も進まない。昨日の「ヤオ練」もいつまでも自分の頭だけに頼るのはやめたら、ということでもあった。
一方、自立している子は、さっさと調べる。
調べてわからなければ、質問する。
塾にいるときはもちろん、家で勉強しているときもLINEを通して質問することだって可能だ。
こんな具合に、利用できるネットワークを張り巡らせていて、
それを自由に使いこないている、
これが、自立している人のイメージなのだ。