学校の定期試験に向け、
大半の生徒は明日からその対策学習に入る。
その際、一番大事なことをひとつ。
試験1週間前までに試験範囲の内容を理解・暗記のうえ、
学校のワーク類の1周目に取り掛かるのだが、
その時、
調べながらやるのは厳禁!
調べながらやれば、そりゃできるさ。カンニングと同じだもの。
1周目で大事なのは
「分からない」「できない」問題のあぶり出しである。
これを2周、3周しながら、撃退することに大きな意味があるのだが、
調べてやられると、これがどこにあるかわからなくなる。
だから、絶対に調べながらやってはいけない。
これをやられると、すべてが終わるといっても過言ではない。
以上のことは、「定期試験に向けての100時間学習」のプリントにも明記してあるが、
特に重要なことなので、ここでも取り上げておく。
上記以外の注意点も同プリントに記載してあるので、要確認を。
なお、1周目で間違えた問題の数は報告することになっているが、
よく見せようとして、間違えた数を誤魔化してもいけない。
これは意識の違いだが、
意識の違いだからこそ、変われるのではないだろうか。
べつに1周目での間違いの数が多いからって、
こちらは何も言いはしない。
去年の例だと、ある教科で1周目のまちがいが80個以上、
それを、2周目で20個程度に減らし、
本番では98点という生徒もいた。
この最初の80個の間違いを、ごまかして申告していたら、
本番の98点もなかっただろう。
テスト本番で最大限実力を発揮できるために
今何をすべきか、
これをよく考えてテスト勉強に向かってほしい。