ただでは転ばぬ

小学生の英語、

昨日授業の中で

ear(耳)とyear(年)が出てきた。

もちろんこの2つの発音は違うので、

正確に発音し、その違いを示し、

小学生からの尊敬の念を集めるつもりであった。

使用したのは

google翻訳。

これにyearと正しく発音して吹き込めば、「年」と返してくれるし、

earなら、もちろん「耳」と返答してくれる。

まずは小学生にyearを発音してもらった。

google翻訳が返してきたのは

Yeah!(うん)

全然だめじゃん!

よし、では先生がyearのお手本を。

あれ?

小学生と同じくyeahと判定されてる…
授業前の練習ではバッチリ成功してたのに

面目丸つぶれ。

これでは先生の威厳もありゃしない。

誤魔化すしかなかろう。

ということで

急遽、生徒の名前、吹き込み大会を実施することに。

君たちの名前が実際に英語圏の人にはどう聞こえるか知りたくないか?

というものである。

例えば

「佐藤」なら「subtle(微妙)」などと変換され、わはは!となるわけだ。

さて、開始。

名前によっては、そのまま返ってくるだけということもあったが、
例えば「山本」は「ヤマモト」とそのまま返ってくる。

こういう場合はその名前の子は誇らしげに勝者の笑みをたたえていた。
どこに行っても僕は僕、私は私でいられるもんね

そういう子がいる一方で

いくら名前を正確にゆっくりと連呼しても

cabbage(キャベツ)

にしかならない子が出た。

「な・ん・で・だ・~」と憤慨していたが、

ま、

要するにgoogle翻訳はいい加減なんだよ。

ということで、気にすんな。
これでyearとearの一件も忘れてもらって結構だからな。

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