2023 大学現役進学率 横浜翠嵐・湘南

高校の大学合格実績は、

いろんなところで目に触れる機会があるけれど

この合格実績が案外曲者で、

例えば、

実際にはA君が早稲田大学の7学部に合格し、

Bさんが同じく早稲田の3学部に合格していれば

実際には2名しか受かってないのに、

10名の合格者がいるかのような錯覚に陥ってしまう。
だから○○大学なんて簡単だよねという勘違いも生まれる。

だから、合格実績ではなくて

どこに「現役」で「進学」しているのか、のほうが

よりその高校の実情を反映していることになるだろうし、

大学入試の難しさもリアルに把握できるだろう。

ということで、今回、神奈川公立高校のツートップである

横浜翠嵐と湘南高校、

現役での進学先はどうなっているか、

円グラフでまとめてみようとしたところ、

昨年参考にした週刊誌のうちの1つ、「週刊朝日」は先日廃刊しており、

今年は「サンデー毎日」に頼るしかなくなった。
データは「サンデー毎日7月2・9日合併号」から拾った。

で、その「サンデー毎日」、翠嵐については、

未集計または未回答の高校ということで、掲載がなかった。

ということで今年は湘南高校だけ、どうぞ。

難関国立は

東大・京大・北海道大・東北大・名古屋大・大阪大・九州大・東工大・一橋大・神戸大の計10校。

GMARCH+理科大は

学習院大・明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大と東京理科大。

日東駒専は

日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学となる。

上のグラフで注意すべきは緑色の「その他」。

ここには「国公立大学」「早慶上智・GMARCH理科大・日東駒専」以外の大学に進学した生徒もいれば、

浪人になった生徒もいるのだが、

湘南高校であれば、そのほとんどが浪人と考えてよい。

さて、2023年は国公立進学者が前年に比べやや減り、私大進学者が増えた。

湘南高校に入学したからには、

何が何でも難関国立、そうでなければせめて早慶と考えているなら、

上位4割には入ってないといけない。

国公立しか考えていないという場合、現役で進学できるのは約3人に1人。

大学進学、甘くはないのである。

昨年度の「翠嵐・湘南」の現役進学実績は→こちらをクリック

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