今回紹介するのは、横浜翠嵐高校合格の体験記です!
中3で入塾したての頃、すでに学校の課題や定期テストは毎回時間をかけてじっくりやっていたので、学校の成績はそれなりの良かったのですが、受験勉強に励んでいるとは言えませんでした。入塾当初、英語や数学の小テストを受けた後は、点数の低さからこれからの塾生活に不安と焦りを覚えました。
学校の成績が良くても、歩実塾の小テストでボコボコにやられるのはよくあること。体験授業でもそれでもうダメと思って退散する子もいるが、そうじゃないんだ。そこでしょげるのではなく、間違い直しや解き直しを徹底して行うこと。これによって見えなかった未来が見えてくるのだ。
しかし夏期講習を受けていく中で、特に数学は大きく変わりました。入塾初期の頃の数学では、計算ミスを連発したり、解き方が分からない問題が出たりしましたが、いつの間にか計算ミスをしないように無意識に気を配る癖が身に付いていたり、塾でやった解き方と根本は同じ問題が解けるようになりました。自分が数学の楽しさに目覚め、勉強しようと意識しなくても常に問題を解き続けてきたことが、良かったのかなと思います。
その場しのぎの対応ではなく、物事を「根本(こんぽん)」から考える。原理原則を十分に理解して、それを応用させていく。これを読んでいる数学担当は泣いて喜んでいるだろう。
そして、「勉強しようと意識しなくても常に問題を解き続けてきた」、まさにこれぞ習慣化といってよい。
数学はできるようになったものの、国語と特色検査の成績はあまり変わっていませんでした。夏期講習が終わった頃から翠嵐高校の受験を考え始めましたが、まだまだ合格には到底及ばないものであった為、かなりの危機感がありました。
8月、9月、10月と全県模試を受けていったけれども、すべて合格圏外。まず手を付けたのは特色検査。
自分は特色検査の際、英語の長文に手こずってかなり時間を割いていました。その為、まず『英単語を見て直ぐに分かるレベルにする』『長文をひたすら読んで慣れる』ことを続け、地道ではありましたが次第に長文を読む感覚をつかんできた様に感じました。結果、12月の模試で特色検査の英語の長文問題に全問正解したため、今までの効果が確実に出ていることを実感しました。
実はこれ、塾から指示したのではなく、自分で進んでやったことである。
冬期講習に入り、過去問と予想問題をひたすら解き続ける日々が始まりました。良い点数であったり悪い点数であったり、油断のならない日々でした。それでも塾で実施する最終テストでは、それなりの点数を出せたこともあり、第一志望を受験する実力、覚悟ともに十分身に付いた冬期講習であったと思います。
12月の全県模試で初めて翠嵐高校のA判定が出た。そのA判定をより確実なものにする冬期講習でもあったのだろう。冬期講習明け、最後の全県模試でもA判定をたたき出し、ラスト1か月を迎えることになるのだが、懸念は国語。入試の過去問演習では高得点もあったが、模試ではなかなか偏差値60を越えない。地道に解説書きを続ける一方で、時間配分やら、解く順序、いろいろなことを試しながらの問題演習の日々は続いた。なんとか本番、国語、耐えてくれ!というのが担当としての願いだった。
入試直前期では、前述した国語と特色検査にまだ不安定さがありましたが、あとは本番で全力を出し切れるかどうか、というところでした。結果として、特色検査が多少物足りない点数ではあったものの、自分のいつも通りの実力を出し、無事合格することができました。
国語、70点台、もしかすると難化をうけて、60点台に沈み込む可能性もあったなか、失敗することの多かった小説の読解は満点を取るなど会心の出来をここ一番で見せてくれたのでした! ふだんはあまり喜怒哀楽の表情を見せない彼も、合格発表のときばかりは「よし」とガッツポーズをしたのだそう。
しかし、本番はこれからです。歩実塾での経験を生かし、自分の今までの学習習慣を継続し、今後も自分の最善を尽くして行きたいと思います。
ほかの子もそうだけど、ほんとうに入試後も、合格後も、継続して学んでいる。この時期、英数中心でいいと思うが、彼はさらに国語などもやっていたりする。いろいろと自分で考えてのことだろう。
さぁまさに「本番はこれからです」
ハイレベルな生徒が集う最高の環境のもと、切磋琢磨しながら、また、自分を見失わず、次のステージでの活躍を期待しています。合格おめでとう🌸