合格体験記 とことんやったからこそ見えたものもある

今回は、合格体験記第6弾をお届けします! 

私は中学1年生から歩実塾に入り、中学2年生から早慶附属コースでの勉強を始めました。初めは公立のコースと違って、授業が頻繁にあり、その中で復習や自分の追いついていない部分を補って行くのはとても大変でした。ですが、自分の知らなかったことをどんどん知ることができる早慶コースでは、各教科の楽しさに気づくこともできました。

早慶やMARCHの付属校は中学校で学習する範囲外のことも当たり前に出題されますので、学校の勉強だけでは足りないのですね。その足りない分を補完するのが授業となるわけです。公立上位コースに比べ授業時間は多いですが、それでも全指導時間のうち、中2は45%、中3はその半分に過ぎません。自学を大切にするのは両コースでも変わりありません。

中3になってからは、「受験」という意識が強くなったために追い込まれている状況での勉強が多くなっていきました。そのため2年生の頃に感じていた楽しさを感じる回数が減っていき、思うようにいかないことが多々ありました。3年の夏期講習では自分がまだまだ足りていないことを突き付けられる期間でした。できない自分に落ち込む日々が続いていましたが、それでも毎日続けて行くことで問題の形式にも慣れて来て夏期講習後の10月の駿台模試では数学で100点を取ることができました。いつも通りってこういうっことなんだと初めて実感できました。また、そこでは今までの勉強で自分がどれだけなんとなくでやってしまっていたかを実感しました。もっと問題の本質を理解することが大切だと気づきました。

中3になってギアが一段階上がり、そこで感じた壁とその先に見えてきたもの。それは「本質の理解」。これを経験できたのは大きな財産となるはずです。

英語では、10月になっても読むスピードが遅かった私は毎日30分間の音読や空いている時間に文法テキストをひたすら見るということを習慣づけていくことで読む速さや単語力が改善されていきました。

いま、現中1,2の在塾生は、音読をして日々それを録音して送ってくれていますが、何分ですか? 必ずしも真似せよとは言いませんが、本気で何とかしようと思ったら30分、やってしまえるのです、毎日。

冬期講習では1日の前半はテストと授業、後半は過去問を解き続けました。そして過去問はただ解くだけではなく、先生が用意してくれた分析プリントを使って自分の反省点やそれを踏まえてすべきことなどを細かく書いていきました。そのおかげで、自分の欠点を可視化でき、自分に必要な勉強は何なのかを知ることができました。そして冬期講習明けの残り一ヶ月程の時間も有意義に使うことができました。

最後まで「言語化」。ただ漠然と解いて何点だったで終わるのはもったいない。最後の最後までベストを尽くすために、言語化を図ってさらに上を目指していきました。足りないものが見つかれば、すぐに相談する、そんな点も印象に強く残っています。

入試は4日連続あり、思った以上に疲れがありましたが、1日目の入試ではいいスタートをきれて、何とか合格をもらうことができました。第一志望校には残念ながら縁がなかったのですが、歩実塾に通っていなければ自分はここまで成長できなかったと思います。
支えてくれた先生方、家族に感謝して、高校でも、これまで学んだことを活かして頑張っていきたいと思います。

やり切りましょう、出し切りましょうと言って、入試に送り出しました。やり切ったのならばそれで良し。結果はどうであれ、それを受け入れ、また先に自信をもって進めるはずです。進学先となった中大杉並を最高の進学先とすべく、やりたいことを見つけて磨いていってくださいね(やりたいことは2つほどあるとすでに聞いていますが)。
中大杉並 進学おめでとう🌸

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