火曜日。
寝返りが打てない。
起き上がれない。
やっとのことで起き上がっても、今度は座れない。
座ったら立てない。
立ったら腰が伸びない。
「これはまずいな」
と思いながらも、だましだまし塾へ向かった。
火曜日の授業で異変に気付いた生徒はいただろうか。
普段より動きが遅い。
椅子に座るのも一苦労。
立ち上がるときはさらに一苦労。
内心では冷や汗ものだった。
水曜日。
さらに悪化。
さすがに病院へ向かった。
ところが予約でいっぱい。
なかなか診てもらえない。
待つ。
ひたすら待つ。
お掛けになってお待ちくださいって「いや、すわれねーよ」と思いつつ。
気付けば午後。
そして夕暮れが迫るころ、ようやく診察。
診断結果は―
ぎっくり腰。
まあ、知ってた(笑)。
木曜日。
指導再開。
腰はまだ痛い。
立つのも座るのも一苦労だ。
それでも授業はある。
生徒も来る。
だからやる。
腰が痛いから今日はお休み!
とはならない。
気楽な覚悟でこの仕事をやっているわけではないのだ。
しかしだ。
生徒諸君。
こっちは、機動力が著しく低下しているのは事実だ。
だから今だけは厄介ごとを起こさないでおくれ。
頼んだよ。マジで。

