「高校受験は中3になってから。」
そう思っている人は少なくありません。でも、神奈川県の高校入試は違います。受験は、中3になってから始まるものではありません。中2から、すでに始まっています。
神奈川県の公立高校入試では、中2の9教科の成績と、中3の9教科の成績(2倍)が内申点として扱われます。つまり、中2で取った評定も、そのまま高校入試の合否に関わるのです。
神奈川県の公立高校入試では、内申点が合否に大きく影響します。
もちろん、上位校ほど当日の学力検査の比重が高く、本当に実力のある生徒が評価されやすい仕組みです。だから、こう思う人もいます。
「じゃあ、内申はあまり気にしなくていいのでは?」
それは危険な考えです。
上位校を受験する生徒は、もともと内申も高く、当日の学力も高い。内申が低い状態で挑むということは、スタートラインから不利な上に、その生徒たちと真っ向勝負しなければならないということです。
「当日点で勝負できる」のは、当日点をほかの生徒より相当ぶっちぎって取れる実力がある人だけ。
そして、もっと厳しい現実があります。押さえの私立高校です。
神奈川県では多くの私立高校に推薦や併願優遇の制度があり、その基準は内申が中心です。つまり、内申が足りなければ、押さえの私立高校すら決まらない。そんな状況になることも珍しくありません。
公立高校はギリギリ当日の試験で逆転を狙えるかもしれない。でも私立高校は、「入試で頑張ります」ではどうにもならないケースが多いのです。
だから毎年、こんな声を聞きます。
「もっと早く内申を取っておけばよかった。」
でも、その頃には調査書はほぼ確定しています。時間は戻せません。
だから歩実塾では、定期テストを単なる学校のテストとは考えていません。
定期テストも、高校受験の一部です。
定期テストで内申を積み重ね、入試本番では実力で勝負する。その両方があって初めて、受験を有利に進めることができます。
ここで、一番伝えたいことがあります。
「中2は中だるみの時期」なんて、誰が決めたのでしょうか。
神奈川県では、中2の成績が高校入試に使われます。中だるみしている間にも内申は積み重なり、ライバルとの差は広がっていきます。
「まだ中2だから。」
その一言が、あとで自分を苦しめることになるかもしれません。
中2は中だるみの時期ではありません。トップスピードで走り始める時期です。
受験は中3になってから始まるものではありません。中2からトップスピードで駆け抜けた生徒が、最後に志望校合格をつかみ取ります。

