数学や社会がうまいとは言わないが、
英語がうまいとは言う。
理科や国語がうまいとは言わないが、
テニスがうまいとは言う。
英語は実技教科に似たところがあって、
理解だけではダメなのである。
ところが、理解だけで十分と勘違いしてしまうから、英語が伸びない。
野球で、どの角度でバットを出せばよく飛ぶなど、理解したところでまるで役に立たないのと同じ。
実際に素振りをしてみないといけない。
英語も同様で、理解した英文なりを何度も読んだり書いたりして体に染み込ませないといけない。
これを嫌がって上達もへったくれもない。
英語は「理解半分、慣れ半分」とはよく言うがまさにその通りなのである。