小学生のうちに、学力そのものよりも大切なのは、「学ぶ力の土台」をしっかり作っておくことです。以下はそのためにぜひ意識しておきたい項目です。
1.学習習慣をつける
・毎日、少しでもいいから机に向かう
・「時間になったら勉強する」ことを当たり前にする
・やる気がなくても、少しだけでも手をつけることを大切に
2.字を丁寧に書く
・字が雑な子は、ミスも多くなる
・「ていねいに書く」ことは、集中力・注意力のトレーニングにもなる
・ノートの使い方や書き方も指導しておきたい
3.計算ミスをなくす
・計算のスピードより正確さを優先する
・計算のやり方を「理解しているか」を大人が確認すること
・途中式を書く習慣も重要
4.漢字や英語の「書ける力」をつける
・読むだけでなく、書けることが重要
・漢字は「意味・使い方」とセットで覚える
・英語も「聞いて終わり」ではなく、書く練習をして定着させる
5.間違いを受け入れ、直す力をつける
・間違いを嫌がらない
・間違いを「チャンス」と思える子は伸びる
・「直して覚える」流れを小学生のうちから習慣化
6.できるまでやる力・続ける力
・「わかる」までやる、「できる」まで繰り返す
・途中で投げ出さない子に育てる
・勉強もスポーツも、基礎と反復がすべての土台
必要なのは、特別な才能ではなく、「毎日ちょっとずつ」の積み重ねです。
小学生のうちにそれを続けられる子は、中学・高校でも確実に伸びます。
以上、6項目並べましたが、多いというのなら、
1.学習習慣をつける
2.字を丁寧に書く
これだけでも全然違いますよ。