英語は理屈半分、慣れ半分

英語は、頭で理解しただけではできるようにならない。
文法が「分かった」、構造が「説明できる」。
それだけで英語が使えるようになるなら、誰も苦労しない。

英語は、理屈が半分。
そして、残りの半分は慣れだ。

分かった英文を、もう一度読む。
さらに読む。
書く。
音読する。
そうやって同じ英文に何度も触れることで、ようやく前に進める。


小学生の英語、特に5年生は今、復習段階に入っている。
だが、「1回解いて終わり」は復習ではない。

一度正解したからOK、ではない。
問題を見たら、瞬時に答えが浮かぶか
そこまでいって、初めて「身についた」と言える。

あやふやな理解のまま先に進めば、
あとで必ず詰まる。
積み上がるはずの土台が、実はスカスカだった、ということになる。


必要なのは、特別な才能でも、裏技でもない。

徹底反復。

同じ問題を何度も解く。
同じ英文を何度も読む。
迷わず、止まらず、自然に答えが出るまで。

地味だが、これしかない。
そして、この「当たり前」をやり切った子だけが、
英語を武器にできる。

復習こそ、本番。
徹底反復を、心がけたい。

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