今週、中1、中2は国語の読解に大幅に時間を費やして取り組んでいる。
これは学校が冬休み期間中続く。近々中2は古文も扱う。
大切なのは解き終わったあと。
自分がどういう考えで答えを出したのか
不正解の場合は、なぜそういう答えになるのか
うんうん唸りながら、その思考の跡をノートに記している。
苦手な生徒ほどこの点はごまかすので、圧はかけている。
そうやって、指定したテキストから学び取れるものはどんどん吸収してほしい。
国語だって、1つのテキストをボロボロになるまで繰り返す価値はあるのだ。
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さて、読解について根本的なことをつけ足しておこう。
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文章を読むとは結局のところ、なんだろうか。
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それは
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筆者と「対話」するということ。
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文章を読みながら、「鋭くツッコミを入れる」「反応を返す」といってもいい。
たとえば、筆者が難しい言葉を使ってきた場合には「えっ、何それ?」、常識はずれなことを書いてきたら「はぁ? なんで?」というふうに、反応を返す。
もちろん、その反応に対して筆者は納得させるだけの情報は与えてくれるので、その時には「ああ、なるほど」と反応し、答えを受け取ればいいだけだ。
このようにして最後まで読んだとき、読みきったということになる。
以上読むときのヒントにしてみてほしい。
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また、解くときには次のような≪問いかけ≫を意識してみるのもいい。これは『数学ガールの秘密ノート/場合の数』からの引用だが、数学だけでなく、国語にも役立つはずだ。
・例を作ってみよう
・表を作って整理しよう
・似ている問題を知っているか
・「こうだったらいいのになあ」ということはないか?
・逆に考えてみたらどうだろう
・多すぎるなら少なくして考えてみよう
・極端に考えてみよう
・表を作って整理しよう
・似ている問題を知っているか
・「こうだったらいいのになあ」ということはないか?
・逆に考えてみたらどうだろう
・多すぎるなら少なくして考えてみよう
・極端に考えてみよう