夢を見ることは勝手だが

定期試験、

返却された結果を受けて、

こういうところをもう少し丁寧に学習していたら、

〇〇点にはなったのではないか、ということを書いてもらい、

そこからさらに、次回の目標点を設定してもらっている。

たとえば、今回の試験勉強でこれ以上ないくらい頑張ったので、

次の試験でもそう易々と点数は上がらないと考えた子は

次の目標点を50点アップと書いたりはしないが、

実際はどういう設定をしてきたかを学年別に見てみたい。

まずは中3生。

平均で次回は22点アップを目指す結果となった。
中3生は実際の平均点が440点だったので、次回は462くらい目指そうねという設定である。

次に中2生。

この学年は平均で32点アップを目指すのだそう。
1教科あたり6~7点のアップと考えればそう難しくはないか?

最後に1年生。

今回450点以上取った子は20点程度上積みしたいと考えているようだが、

今回、450点未満だった子は次回までに60~70点以上は上げると書いてきた。
最高で100点以上かな。

んー

今回の試験、全然勉強しなかったのならともかく、

土日は16時間とか勉強してきたのではなかったか。
公立上位コースは平日もすべてその勉強に費やしたはずだ。

自分なりに精一杯がんばった得点に

そんなに大量に得点を上乗せできるものなのか?
たくさん伸ばせると書いたら、「志が高い、よく書いた」とほめると思ったら大間違い。

単なる願いを書いたものなのかもしれないが、

そんなのを要求しているのではない。
そんなものは明日、七夕の短冊にでも書けばよかろう。

あくまでも今回の努力を客観的にとらえ、

足りなかった部分を補えば、

次回、どのくらいの点数になりそうなのかを書き、

そして、その設定した得点に責任をもって

次回の試験勉強を遂行するのだ。

夢を見るのは勝手だが、冷静に足元も見ないといけない。

来週、学力テストを中1と公立上位の中2は受けるので、前回5月の結果を踏まえて、目標点を設定してもらおう。客観視する練習はいくらやってもいいのだ。

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