合否の行方3

前回のおさらいから。

内申学力検査面接特色検査合否
Aくん1124339275
Bくん1334309259
Cさん1324519247
Dさん1214269270
Eくん1264389257
Fさん1294659235×
Gくん1234499446×
Hさん1104569253

GくんとHさんの結果を翠嵐の選考基準(内申2・学力検査6・面接2・特色検査2)で得点化すると

Gくん 1001.0
Hさん 1000.2

Gくんの方が上なのに不合格なのはなぜなのかで話は終わった。

実は、この選考基準、募集定員の9割の合格者を決める際に適用されるものなのだ。

GくんとHさんは、この9割を選ぶ際には不合格となった受験生だった。

で、残り1割の合格者を決める「第2次選考」に回った。

ここでは、選考基準が変わることになる。

第2次選考では、「内申」は一切考慮されない。考慮されるのは学力検査、面接、特色検査の3つのみ。その比率は順に8:2:2となっている。

Gくんは内申でHさんに勝っていたものの、第2次選考では考慮されず、学力検査と特色検査で力及ばず、不合格となったわけだ。

なお上記の表で言うと、Aくん、Bくんは第1次選考で合格。その他の生徒は第2次選考に回ったことになっている。

選考基準は各高校によって異なる。

難関高校であればあるほど内申よりも学力重視の傾向にあるが、特色検査も含めて、その比率は結構バラバラなので、各自調べておこう。

以上、週5回徹底指導、公立上位高校を目指す中学生のための学習塾、歩実塾がお伝えしました。

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