中2の話。
1か月前は苦労していた「1次関数」。
特に、日本語に書かれていることとグラフにあらわされていることが結びつかず、四苦八苦の状態だった。
昨日は、そんな苦手意識のあるだろう問題を再度解いていた。
1度間違えた問題や、レベルを上げた問題を。
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出来はどうだったか？
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もう、これが答え合わせをさせると○ばっかり。
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これには思わず目を丸くして言ってしまった。
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「すごいなぁ、できるようになったな～」
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すると、採点していたその子の手は
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いきなり ×
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あらら、まあ、1問くらいそういうこともあるだろうよ。
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その後、採点の続きを見ていると、ものの見事に間違えない。
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そんなものだから、思わず発してしまった。
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「いやー、すごいなぁ、成長したなぁ！」
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その子の手は再び止まり、またもやノートには×
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褒めるたびに
こんなことになるなんて
ごめんよ
嗚呼
