自主性
なんと甘美な言葉か。
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「うちは子供の自主性に任せております」
「うちは子供の意思を尊重してます」
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では、子供が朝起きずにグースカ寝てたとしたら?
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「寝たいという意思を尊重し寝かせてあげよう」なのだろうか?
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それで遅刻をし、内申に響き、その結果行きたい学校に行けなくなったとしても?
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それはそれで「自己責任」で仕方のないことなのだろうか?
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それは違うんじゃないの。
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寝ていたら、起こす。
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そこに迷いはないと思う。
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自主性云々の前にやることはあるのだ。
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それを勘違いしてはダメ。
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勉強の習慣作りもそう。
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土台ができる前に「自主性」なんて言い出したら、もう滅茶苦茶になるだけ。
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躾の問題と同様、そこは強制であっていいのだ。
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問答無用。
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そこに物わかりのいい話し合いなんていらない。
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目指せ、頑固一徹!!!
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かつて筑波大付属駒場に合格した生徒は、朝いくら声をかけても起きなかった。こりゃダメだってことで玄関先まで引きずり、蹴とばしながら外へ出し、学校へ向かわせた。
慶應女子に合格した子は、塾には行きたくないと駄々をこねたが、そんなの知らんと聞く耳を持たなかった。強引に車に乗せ、塾の前まで連れてきた。それでもそこから逃げ出すかもしれないというので、一緒に教室に入ってきた。
根負けしちゃ、いけないのよ。
今が踏ん張りどころ!
頑張れ~‼‼!