高校の大学合格実績は、
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いろんなところで目に触れる機会があるけれど
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この合格実績が案外曲者で、
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例えば、
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実際にはA君が明治大学の7学部に合格し、
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Bさんが同じく明治の3学部に合格していれば
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実際には2名しか受かってないのに、
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10名の合格者がいるかのような錯覚に陥ってしまう。
だから○○大学なんて簡単だよねという勘違いも生まれる。
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だから、合格実績ではなくて
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どこに「現役」で「進学」しているのか、のほうが
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よりその高校の実情を反映していることになるだろうし、
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大学入試の難しさもリアルに把握できるだろう。
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ということで、今回、神奈川公立高校のツートップである
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横浜翠嵐と湘南高校、
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現役での進学先はどうなっているか、
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円グラフでまとめてみた。
データは「サンデー毎日6月19・26日合併号」「週刊朝日6月17日号」から拾った。
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難関国立は
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東大・京大・北海道大・東北大・名古屋大・大阪大・九州大・東工大・一橋大・神戸大の10大学。
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GMARCH+理科大は
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学習院大・明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大と東京理科大。
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日東駒専は
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日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学となる。
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上のグラフで注意すべきは緑色の「その他」。
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ここには「国公立大学」「早慶上智・GMARCH理科大・日東駒専」以外の大学に進学した生徒もいれば、
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浪人になった生徒もいるのだが、
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上位高校になればなるほど、浪人である割合は高いだろう。
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この2校に関しては、昨年度、浪人した割合が
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翠嵐31.6%、湘南38.5%なので
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それを考えると、今回の緑色は、ほぼ浪人と考えていいのかもしれない。
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それにしても2校とも進学実績、素晴らしい。
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半分より上にいれば、国立・早慶上智に現役で進学している可能性が高いからね。
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現役進学率 柏陽 厚木 川和はこちら
現役進学率 多摩 新城はこちら
現役進学率 横浜緑ヶ丘 横浜SF 神奈川総合 市立金沢はこちら
現役進学率 市立東 港北はこちら
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また、川和高校と浅野高校を比較したものは進学実績の裏側でをどうぞ。