前回の続き。
①内申がよくて、実力もある
②内申はよいが、実力がない
③内申は悪いが、実力がある
④内申が悪くて、実力もない
内申が悪いから、
それが加味されない中学入試や
難関私立高校を目指そうと考えている向きもあると前回書いた。
上のパターンだと③を想定しているのだろう。
だが現実は③なんてほぼいない。
難関私立の場合、入試が難しくて、内申がほぼ関係ないから、
そのハイレベルな入試問題に対応すべく実力養成に全振りし、
敢えて内申を気にしない結果、
③になっているように見える子はいる。
ほぼ男子だが。
ふつうに内申が悪い場合、それは④だと思った方がいい。
難関私立の附属に行きたいと宣言し、しかしそのハードルを越えるための努力を怠る子はまず④であり、行き場はなくなるので要注意。
なお、公立を第1志望としていて、そのおさえとしての併願先の私立は内申点で合否が決まることは知っておきたい。