最初に、誤解されがちなことから書いておく。
中1の最初の英語は、決して簡単ではない。
中1英語は「ゼロスタート」ではない
よくあるイメージはこうだ。
中1の英語は
アルファベットから
be動詞から
ゆっくり始まる
現実は、違う。
中1の英語は、最初から
いろいろな文法が「分かっていて当たり前」という前提で進む。
- be動詞の文
- 一般動詞の文
- 命令文
- canを使った文
- 否定文、疑問文
これらが、説明抜きで普通に出てくる。
単語も「ほぼ覚えている前提」で進む
さらに厄介なのが語彙。
中1英語は、
単語700語前後がすでに定着している前提で設計されている。
- 教科書
- ワーク
- 定期テスト
どれも、
「知らない単語がある前提」では作られていない。
つまり、
分からない子は、
最初から置いていかれる構造
になっている。
だから「分かっていないのに進む」
この前提を知らないと、こうなる。
- 授業は進む
- テストはある
- でも基礎が抜けている
結果、子どもはこう思う。
英語、何となく分からない
でも、どこから分からないのかも分からない
ここが一番危険だ。
英語は「読み方」が分からないと崩れる
英語が苦手になる子を見ていると、原因はほぼ同じ。
- 単語は見ている
- でも語順で意味を取れていない
- 文の骨格がつかめていない
これは能力の問題ではない。
最初に、英語の処理の仕方を教わっていないだけだ。
中学生からは「音読」で英語の理解を可視化する
歩実塾では、
中学生以上は日々、音読をチェックしている。
- 単語をきちんと読めているか
- イントネーションは正しいか
- 日本語訳をテキトーにしていないか
音読を聞けば、
理解しているかどうかは一瞬で分かる。
黙読では、ごまかせる。
音読は、ごまかせない。
この前提を知っているかどうかで差がつく
中1英語が怖いのは、
- 内容が難しいから
ではない。
前提が多すぎるのに、立ち止まってくれないからだ。
だから、
- 小学生のうちに土台を作れていれば万全
- それが難しければ、中1の最初から丁寧に整える
このどちらかしか、現実的な選択肢はない。
だから「中1スタートが一番スムーズ」
英語は、
- 中2で慌てて立て直す
- 中3で無理に詰め込む
教科ではない。
前提が増え切る前に、処理の仕方を入れる教科だ。
その意味で、
中1から歩実塾に通うのが、最もスムーズになる。
ちなみに以下は現中1の先日の授業での板書だ。このレベルで今は授業を行えている。

最後に
英語でつまずく子は、
怠けた子ではない。
とんでもない前提の上に、放り込まれただけだ。
だからこそ、
早い段階で「英語の扱い方」を整える必要がある。
可能なら小学生のうちに。
それが難しければ、中1の最初から。
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