生徒を見ていると、同じような言葉を何度も耳にする。
「意味がわからないから、覚えられないんです。」
「ちゃんと理解してからじゃないと、不安で……。」
もっともらしく聞こえる。
しかし、多くの場合、それは“勉強しない理由”になってしまっている。
あるいは悪い意味での完ぺき主義、、、
理解できないから覚えない —— それが一番危険
たしかに、理想を言えば「理解してから覚える」のが望ましい。
だが、現実の勉強は、そんなにきれいには進まない。
むしろ、
- 理解できない
↓ - だから覚えない
↓ - 問題にも触れない
↓ - 結局いつまでも理解できない
という流れに陥る生徒のほうが圧倒的に多い。
理解は、“あとから”来ることがある
特に次のような分野では、この傾向が強い。
- 理科
- 社会
- 英語の文法
- 数学の公式や解法
最初から完璧に意味を理解できる人など、ほとんどいない。
まず語句を覚える。
パターンを真似する。
何度も問題に触れる。
そうしているうちに、
「あ、そういうことか」
という瞬間が、あとからやってくる。
理解とは、最初に存在するものではなく、反復の中で育つものでもあるのだ。
数学も同じ
数学でも、
- 公式の意味
- 解法の理由
- 証明の流れ
これらが最初から完璧にわからなくても構わない。
まずは使ってみる。
真似して解いてみる。
手を動かしてみる。
その繰り返しの中で、少しずつ「考え方」が見えてくる。
勉強は、この順番でいい
① とにかく覚える
意味が完全にわからなくても、まず頭に入れる。
② 問題を解いてみる
真似でもよい。手を動かし、パターンに触れる。
③ 理解がついてくる
繰り返すうちに、「なぜそうなるのか」が見えてくる。
「理解できないからやらない」は、永遠に進めない
「理解できないから、まだ覚えません」
そう言って止まってしまうと、いつまでも前に進めない。
覚えなければ、問題に触れられない。
問題に触れなければ、理解のきっかけも生まれない。
だからまずは、
- 黙って覚える
- とにかく解いてみる
- 手を動かす
ここから始めるしかない。
文句は、そのあとでいい。
それが、勉強というものだ。
歩実塾について
歩実塾では、
「わからないからやらない」
ではなく、
「やってみたら、わかった」
へ変えていく指導を大切にしている。
理解を待つのではなく、まず動く。
まず触れる。
まず反復する。
その習慣を、一緒に身につけていこう。

