塾のホワイトボードには、その週に「最低限やるべきこと」が書かれている。
まずはそれを終える。
これが大前提であり、最低条件だ。
しかし、意外と多い。
「ホワイトボードの内容は終わっていません。でも別の勉強をしていました。」
いや、順番が違う。
もちろん、自分で勉強を進めること自体は悪くない。
むしろ、自主的に取り組めるのは大切なことだ。
ただ、優先順位を間違えてはいけない。
部活でも同じだろう。
まずは全体練習がある。
チーム全員でやるべきメニューがあり、それを土台として、その上に個別練習がある。
全体練習をやらずに、
「自主練してました」
では話にならない。
塾も同じだ。
ホワイトボードに書かれている内容は、「これだけは最低限やるべき」という基準である。
だからまずはそこを終わらせる。
その上で、
「さらに自分はここが弱い」
「もっとここを伸ばしたい」
という個別の勉強を加えていく。
この順番が大事だ。
成績が伸びる生徒ほど、
「今、自分が何を優先すべきか」
を外さない。
逆に、伸び悩む生徒ほど、
「やりたい勉強」
ばかりやって、
「やるべき勉強」
を後回しにする。
勉強は、“頑張った感”ではなく、何を優先して取り組んだかで結果が変わる。
まずは最低限。
まずは土台。
そこを崩してはいけない。

