この長丁場、いろいろと刺激を与えつつ、乗り越えてもらおうと考えている。
ということで、本日の刺激は……
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小説でした。
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歩実塾の生徒に小説の授業をやるのは初めて。
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どこに気を付けて読むか
解く際の注意点は何か
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しっかりと説明していった。
要は、「異常」だったり「変態」であることに敏感になればOKなのだが、今日の授業で刺激を受け、次小説を読むときにはワクワクして読み進めてもらえれば幸いである。
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でも、残念なこともあった。
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それは
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語彙力が貧弱だったこと!
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傍線部の直後に「うしろめたいところがある」とあった。
当然解答の根拠になりえる。
しかし、「うしろめたい」の意味はと聞いたその答えは…
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「具合が悪い」
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あのー、先生、ちょっと後ろめたいんで、保健室行っていいですか?
勝手に行ってそのまま帰ってこないで下さい。
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今日で1冊、語彙力や常識力を鍛える基本編のテキストが終わったのだけど、それにちゃんと載っているのよね、「うしろめたい」が意味はもちろん、例文付きで。
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明日からテキストは発展編に突入なのだが、大丈夫だろうか…
ここは繰り返させるほかないかな。
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刺激を逆にもらった初日だった。
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また、今日読んだ小説にはこんな一節も。
四メートルや五メートル泳げれば、あとは幾らでも泳げるよ。泳げると思って泳げば泳げる。泳げないと思ったら、すぐだめになる。飛び込みだって同じだ。怖いと思ったら飛び込めやしない。
井上靖「夏草冬濤」
いやー、これもいろいろな示唆に富んでるな。