熟語の意味が分からなかったら分解して訓読みするのが鉄則ですね。
・
では、やってみましょう。
・
「期して
・
待つこと」
・
です。
・
自分の思うようにならないからといって
・
急かすことではありません。
・
ましてや自分の都合のいいようにコントロールすることでもありません。
・
それは期待のかけ方が間違っているのです。
強制要望といいます。
・
たとえば
・
「息子が、娘が、○○みたいな高校にいったら大変なので」という物言い。
・
大変なのは子供ですか？
・
それとも
・
親であるあなたですか？
・
子どもは親のメンツのために生きているわけではないのですよ。
・
基本的に親は子供より早く死にます。
・
だとしたら、
・
一人でなんとかやり繰りしながら生きていけるだけのたくましさこそ
・
求めていくべきものではないでしょうか。
・
そんな時
・
いつまでも親があれこれと手を貸しているのでは
・
いつまでたっても
・
独り立ちなんて、できはしません。
・
中学生ともなれば半分大人扱いし
・
突き放すようなところも必要です。
わが子を思うのならばなおさら。
・
結局勉強するのはあんたなんだよと。
それでも一線を越えたらブチ切れていいと思いますけどね。
・
それをそっと見守り、
・
まさに
・
期して、
・
待つ
・
こういう態度でいたいものです。
