先日金曜日小6の授業では、
野球が舞台の物語文を扱った。
キャッチャーがマスクをとったら、
それはもちろん、キャッチャーのかぶっているマスクを想像するのが普通だが、
みんながふだんつけているマスクをイメージした子も多かった。
また「ミットって何?」という声も聞こえたので、
あれ? 野球の常識、どれくらい知っているのだろうと気になった。
サッカーを始めるのは「キックオフ」、
では野球を始めるのは?
正解者ゼロ。
難問だったようだ。
では、一塁、二塁、三塁をカタカナで何という?
これもみんな目が点になった。
なるほど、英語でfirst, second, thirdを勉強している子はいても、
これを野球に絡めて覚えている子はいなかったということか。
打つ人はバッター。
投げる人はピッチャー。
走る人はランナー。
さすがにこれは知っているでしょうというレベルだが、
打つ人は?
「オータニ」
投げる人は?
「オータニ」
走る人は?
「オータニ」
こうなってくると、今回の文章はイメージするのは難しく、
つまらない話だったかもしれない。
論理的な思考も大事だが、
常識的なことも(さらには語彙力も)また読解には不可欠だと再認識した。
常識の確認はこれがお勧め。
もちろん、中学生にも役立ちます。