「水量」ならば「水の量」と上の漢字が下の漢字を詳しく説明し、「登山」なら「山に登る」ということで、上の漢字が動作を表し、下の漢字はその目的や対象を表すといったように、今日はさまざまな熟語がどういう構成になっているか、9つに分類していった。
結構時間がかかり、ヘトヘト気味だったけれど、ここで大事なのは、分類することそのものよりも、熟語を分解しつつ意味を取ろうという姿勢だった。
意味の取り方はいろいろあって、一つは「訓読み」すること。
もう一つは、その一つ一つの漢字を使った別の熟語を作ること。
たとえば「収支」は「収入」と「支出」といったように。
また、分解せずとも全体の熟語の反対の熟語を考えることも意味を考える手掛かりになる。
国語の問題の定番は、文章に線が引っ張ってあって、「~とはどういうことですか」と聞いてくるものだ。
その答えを考えるときに、大事になってくるものの一つが「熟語」の解釈だったりする。
今日は思ったより時間がかかったが、熟語の意味を取り方は忘れないでほしい。
今後につながる大きな学習だった。