2024 慶應義塾高校 入試分析 英語 大問4

大問4の長文読解、これで最後。

ここに30分ほどかけられるとはいえ、1200語を超える長文となっている。

今年は1900年代初頭の、イギリスが舞台のDHロレンスの短編小説。

中学で学習する範囲外の文法などバンバン登場し、中にはそこに設問が作られてはいるが、それでも、そういう訓練をしっかり受けてきた生徒にとっては、前半はそれほど難しくなく読み進められただろう。

問題は後半。題名にもなっている「アレ」が登場し、超常現象が出てきたりするのだが、ここから内容がつかめていけたかどうか?

記号選択問題10題以外に、日本語での記述問題が3題、さらに英文での説明が3題あり、英文での説明は、内容をつかんだうえで、指定された語を使用しつつ書かなければならない難度の高いものである。だが、こういう難問に目を奪われて、一方であっさり取れる簡単な問題は落とさないようにしておきたい。

大問1から4まで、60分でヘトヘトになるだろうが、これを落としちゃおしまいよ、というのをきちんと拾っていけるだけの基礎力(=高校中級レベルのものを含む文法・単語・イディオム)は確実に身につけておきたい。

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