「あーだこーだ」の正体。仕事が続かない大人と、勉強しない子の共通点

塾で生徒たちに向き合っていると、ふと「この言い訳は、仕事が長続きしない大人のそれと同じだ」と感じることがあります。

「やり方が合わない」「環境が悪い」「そもそもこれって意味があるのか」。 あーだこーだと屁理屈をこねて、目の前の課題から距離を置こうとする。その根っこにあるのは、驚くほど共通した「自分を守るための防衛反応」です。

なぜ「あーだこーだ」と言ってしまうのか?

そこには、共通する4つの心理構造があります。

  • 「できない自分」に耐えられない やり始めは誰だって「できない自分」に直面します。その現実と理想のギャップに耐えられず、「自分はもっとできるはず。環境や教材が悪いんだ」と責任転嫁してリセットボタンを押してしまいます。
  • 「魔法の解決策」を探し続ける 目の前の泥臭い継続を「非効率だ」と切り捨て、どこかに「魔法のメソッド」や「天職」があるはずだと青い鳥を探し続けます。ショートカットを探すことにばかり時間を使ってしまい、肝心の手は動いていません。
  • 「受け身」の姿勢から抜け出せない 「先生の教え方が悪い」「会社が教えてくれない」。常に自分以外の要素が自分を完成させてくれるのを待っています。自分が主体的にならない限り、どこへ行っても景色は変わらないことに気づけません。
  • 「評価する側」に逃げ込んで自尊心を保つ これが最も巧妙な罠です。「この会社は将来性がないから辞める」「この単元は意味がないからやらない」。こう言うことで、「評価される立場」から「評価する立場」へ逃げ込み、高い視点から判断しているふりをして「継続する能力の欠如」から目を逸らしているだけなのです。

最後に:「飲み込む覚悟」が人生を変える

結局のところ、勉強も仕事も、あーだこーだ言わずに「まずは目の前のことを淡々と飲み込む」という、良い意味での「諦め(覚悟)」がない限り、いつまでも同じ場所をぐるぐる回ることになります。

「できない自分」を認め、言い訳を捨てて机に向かう。その泥臭い一歩を踏み出した瞬間にだけ、停滞していた現状は動き出します。

だからこそ、当塾では「自ら学ぶ姿勢=自学」を何よりも大切にしているのです。自学とは、単なる自習ではありません。自分の弱さと向き合い、言い訳を捨てて自分をコントロールする。その精神的な自立こそが、学力、ひいては一生モノの「生きる力」に直結すると信じているからです。

歩実塾は、その覚悟を決めようとする皆さんの伴走者でありたいと考えています。

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