神奈川県公立高校入試【英語の傾向と対策】

神奈川県公立高校入試の英語。

「難しい」と言われることが多い科目です。

しかし、過去問と結果を見ていくと、単に英語が難しい試験ではないことが分かります。

神奈川県英語は、英語を使って情報を処理する試験です。

目次

過去3年の平均点

令和6年度 47.0点

平均50点未満

令和7年度 51.4点

50点台前半

令和8年度 56.0点

上がってもなお難しい

平均点だけを見ると、かなり難しい試験に見えます。

ところが、実際に問題を見ると、文法問題そのものは中学校内容の基本が中心です。長文も、早慶附属高校のような教養的・文化的な内容の文章とは方向性が異なります。

それなのに平均点は50点前後。

ここに神奈川県英語の特徴があります。

神奈川県英語は「取れる問題を取り切る」試験

神奈川県英語は、ものすごく難しい英単語を知っているかを問う試験ではありません。

文法の細かい知識を競う試験でもありません。

むしろ、次のような力が問われます。

これだけでは足りない

・単語を覚えるだけ

・文法問題だけ解く

・長文を読んで終わり

神奈川英語で必要な力

・問題文の条件を読む

・資料と本文を行き来する

・根拠を探して選択肢を切る

近年の問題では、グラフ、表、地図、掲示板、コメント欄、案内文などが頻繁に出てきます。

本文だけを読んで終わりではありません。

資料を見て、条件を確認して、本文に戻って、根拠を探す。

この作業ができるかどうかで点数が大きく変わります。

「問題文を読め」は精神論ではない

塾では何度も言います。

問題文を読め。

条件を見ろ。

根拠を探せ。

これは精神論ではありません。

神奈川県英語では、本当にそこで差がつきます。

英作文もそうです。難しい英文を書く必要はありません。しかし、指定語を使う、語数条件を守る、会話として自然につなげる。これを外すと失点します。

並べかえもそうです。単語を知っているだけでは解けません。正しい文構造で英文を組み立てる力が必要です。

内容一致問題も同じです。なんとなく読むのではなく、本文中の根拠を探さなければなりません。

では、夏から過去問をやればいいのか

答えは、違います。

神奈川県英語の形式に慣れることは大切です。

しかし、それは秋以降に本格的にやることです。

夏にやるべきことは、その前の土台作りです。

土台作り

単語・熟語・文法・並べかえ・英作文・文構造

秋以降

神奈川県英語への慣れ

資料読解・内容一致・根拠探し・時間配分・過去問演習

野球で言えば、試合形式の練習ばかりしても、バットにボールが当たらなければ意味がありません。

英語も同じです。

単語が分からない。文法が分からない。文構造が取れない。

その状態で過去問を解いても、ただ苦しいだけです。

夏に作るべき土台

夏にやるべきことは派手ではありません。

しかし、ここを飛ばすと秋以降に伸びません。

まずは単語。

次に熟語。

そして文法。

さらに、並べかえと英作文。

英文を見たときに、主語と動詞が分かる。修飾関係が分かる。基本的な英文を自分で書ける。

ここまで持っていくことが、夏の目標です。

神奈川県英語で勝負するのは秋以降

秋以降は、本格的に神奈川県の入試問題に慣れていきます。

資料をどう読むか。

設問をどう処理するか。

選択肢をどう切るか。

本文のどこに根拠を探すか。

時間内にどう解き切るか。

これらは、神奈川県英語特有の練習です。

ただし、その練習は土台があって初めて意味を持ちます。

まとめ

神奈川県英語は、難しすぎる試験ではありません。

しかし、簡単に高得点が取れる試験でもありません。

平均点が50点前後であることからも分かるように、多くの受験生が「取れるはずの問題」で失点しています。

だからこそ必要なのは、英語力と同時に、問題を丁寧に処理する力です。

夏は土台作り。

秋以降は神奈川県英語への慣れ。

この順番を間違えないこと。

神奈川県公立上位校を目指すなら、まずは夏に土台を作る。

勝負はそこからです。

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