2024年 神奈川公立入試 選考基準(1次選考)

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2024 1次選考の比率

6月9日に来年度の公立入試の選考基準が発表されました。

これまでどの高校にもあった「面接」がなくなるということで、その分「内申」の比重が高まるのか、それとも「学力検査」に比重が移るのか、気になるところでしたが、近辺の上位高校の1次選考(定員の9割を決める選考)基準は以下の通りとなりました。

オレンジとグレーが多ければ多いほど、入試当日の結果を重視する高校ということになります。

逆に青色が多いと、内申重視です。

なお、特色検査は教科横断型の思考力を主にみるテストですが、上記の市立橘の特色検査は「面接」、神奈川総合の国際文化は「グループディスカッション」となります。

今年度との違い

以下のグラフは来年度と今年度の違いを100分率で表したものです。2023年は実際には一番下の帯グラフで実施されたのですが、面接はほとんどの学校で差がつかない、つまり、選抜として機能してはいなかったともいえるので、それを抜いて、合否の決まる要素だけを取り上げたのが真ん中の帯グラフです。

したがって、今年度と来年度の違いを比べるには、一番上と真ん中の帯グラフを見るのがいいでしょう。各グラフ後のコメントも一番上と真ん中を比べて書いています。

横浜翠嵐

特色検査の比率が「2」→「3」になったものの、パーセントでいえば3%増に過ぎない。内申も同じく3%増。

湘南

内申の割合は変わらないが、特色検査の割合がアップした。

柏陽

内申の割合を下げ、当日の学力検査重視の方向へ。

横浜緑ケ丘・多摩

緑ケ丘と多摩は、今年度は同じだった柏陽と違って、やや内申重視の方向に変化した。

川和

学力検査重視の方向へ。それでもなお、学力向上進学重点校およびエントリー校のなかでは内申の割合は高いほう。

横浜平沼

特色検査の割合がかなり低下。内申と学力テストが1:1であるのは変わらず。

光陵

一気に内申の割合を上げてきた。

横浜サイエンスフロンティア

内申の割合を下げ、やや学力重視のほうへ。

神奈川総合

個性化は学力重視、国際文化は特色検査(グループディスカッション)復活です。

新城

お変わりなく。

市立金沢

学力重視のほうにシフトした。

動画も参考に

9日の発表を受けて、YouTubeでも動画が上がっていますので、ここで紹介しておきます。

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