小学生は、適度に宿題を出している。
さて、やってきてなかったらどうするか。
例えば算数。
宿題にしたのは、授業で扱った問題の類題だった。
やってきていない子に対して、再び解説しながら、解答を出す補助をしてあげるのがいいのだろうか?
それによって、その子は確実にできるようになるだろうか?
残念ながら、それではいつまでたっても成長しない。
自分でできるようにはならない。
なので、今日は宿題だった部分は自力でやらせた。
沈黙が20分以上続くこともあった。
正解した問題もまぐれかもしれないので、説明を求めたりもした。
違っていたら、
「違う」
としか言わない。
国語をやる時間さえつぶした。
指導終了間際、宿題をやる前に何が足りなかったかも教えた。
カリキュラムがカチッと決まっている塾では、こんな芸当は無理だろう。
時間的に余裕のある小6や中1にこそ、自分でできるために何が大切かを、進度を遅らせてでも伝えるよう心掛けている。
以上、宿題忘れに対して手加減しない、公立上位高校受験専門の歩実塾でした。