定期試験の分析はこうでないといけない ~刮目せよ~

歩実塾で行っている定期試験の振り返りは以下の手順だ。

まずは間違えた問題を2種類に仕分けする。

分からなくて解けなかった問題と

試験対策を丁寧にやっていればなんなく取れたであろう問題とに、だ。

さらに後者は、教科書・ワーク・プリント・ノートのどれを押さえていれば取れたか細かく分析する。

その後、取れていたはずの問題で失点した原因を書き、

最後に次回、取りきるためにどうすればいいか、対策を書くという流れになっている。

この対策が一番大事で、

これはまさに、未来の自分に向けてのアドバイスとなるべきものだ。

2か月後、3か月後、

自分がその対策を読み直し、

自学にそのアドバイスを取り入れ、より良い成績を目指していく。

その時、対策に

「ワークをもっと頑張る」

などと書かれた日には、目も当てられない。

これを読んだ未来の自分は「なるほど、そうか、過去の自分よ、いいアドバイスありがとう!」となれるのか???

こんな冗談を書かせるために分析をやってもらっているのではない。

ここは事細かに言葉を尽くしてほしい。

以下に例を見せる。

ぼかしを入れてはいるが、対策をみっちり書いているのが分かると思う。
特に気をつけたい部分はアンダーラインを引いてある。

こんなに書かないといけないんだから、

今回、成績悪かったんだろうね!

ではない。

満点答案は複数枚あるし、

1教科あたり平均96点近くある子のものだ。

それが、これでもかという言語化!
満点の科目は、今回これをやっておいてよかったよねとか、次のテスト範囲はおそらくこの辺だから、こういう点を気を付けて学習を進めようとか…

これを読めば、次回は何をどうしたらいいか、

一目瞭然なのである。

できるようになりたい?

ならば、言葉を尽くせ。

なお、振り返りを未提出のままということはあってはならない。

先週までに試験を終えているにもかかわらず未提出の子は、

7月1日(土)午後5時に提出し、チェックを受けること。
木曜日以降の授業内での提出は認めません。

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