むかーしむかし
10年位前になるだろうか。
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宿題も何にもやらない生徒のために
「君は何にもやらないのが好きなんだね。
じゃあ、その想い、叶えてあげよう」ということで
detentionというのをやったことがある。
アメリカの学校では結構やっているそうだ。
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当時の配布プリントを見ると
その後detentionは改められ、「壁際会」という名称になっているが
こんなふうに書いてあった。
Kabegiwakai means no sleeping, no talking, and no moving from the seat.
You CANNOT DO ANYTHING. Be careful.
You CANNOT DO ANYTHING. Be careful.
なんにもしなくていいんだよーってね。
ただ壁に向かって座ってればいいんだ。
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ところがどっこい
これがかなりきつかったようで(笑)
もう10分くらいで脂汗が…
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たのむからもう勘弁してください。
そんな心の声が聞こえてきたりした。
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人間、なにもしないということには耐えられないようにできている。
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うちの子、自分から勉強に取り組むなんて出来そうにないんですが、大丈夫でしょうか?
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コレが入塾にあたっての質問NO.1である。
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来て、何をしていいか分からないから、ひたすらボーっとする、
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こんなこと、あり得るのだろうか。
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なんかしなきゃとあれこれ考え始め
結局勉強し始める。
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そのうち、週単位での時間の使い方も決まってくる。
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それが習慣となり、当たり前となる。
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そうやって、成長し、強くなっていくと思ってもらったらいい。
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昨日、やる気のない時はどうしたらいいのかという動画を授業前に
中3や早めに来た生徒と見た。
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言っていたよね。
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環境を変えろ、
勉強せざるを得ない場所に移動せよって(笑)
・。。。
そして、ここ歩実塾は「勉強せざるを得ない」場所である。